無敵のコンディションの作り方⑤ | コラム | 大阪府吹田市 JR千里丘駅【Beyond the frame】

こんにちは！
元野球日本代表チームトレーナーの元脇です。

今回はコンディション作りに欠かせないもう1つの環境である「水」について。

人の体は水60%、栄養40%でできています。
半分以上が水なんですね。

水の役割をみてみると、それだけたくさんの水を必要とする理由が理解できます️。

水の役割❗
・運搬　血液をさらさらにして酸素や栄養素、ホルモンをカラダの隅々まで運びます。
・代謝　古くなった細胞を壊したり、新しい細胞を作り出したりします。
・自律神経の調整　交感神経と副交感神経の切り替えをスムースにし、臓器や脳の働きを良くします。
・免疫　粘液を増やしてウイルスや細菌などの異物から粘膜を守り、腸内環境を良くします。
・排泄　老廃物を排出したり、便を柔らかくして出しやすくします。
・体温調節　体温が上がると汗を出して熱を放散します。

いかがですか？
水の重要性をわかっていただけたと思います。

ちなみに、毎日カラダから出ていく水は2.5ℓと言われています。
食事や呼吸で１ℓ程摂っているので、最低1.5ℓくらいは飲みたいですね。
飲水量が少ないとカラダから水がなくなっていくので出せなくなり、汚れた水を再利用するために腎臓に負担をかけることになります。
また、血液がドロドロになったり、粘液が減って免疫の低下にもつながります。

よく、「トイレが近くなるからあまり飲まないようにしている」という方がいますが、デトックスの経路は95%は尿・便からなので、むしろどんどん飲んで、出して出して出しまくってくださいね(笑)。
　（※腎臓機能に問題のある方は主治医とご相談ください。）

それではどんな水が良いのか？
ポイントはたったの2つ！

『流れていること』
『キレイであること』

これだけです❗

みなさんはどんな水を飲んでいますか？
ほとんどの方はペットボトルやウォーターサーバー、水道水のどれかではないでしょうか。

すべての物質にはエネルギーがあるのですが、自然の状態に近づくほど高くなります。
水は太古の昔から大気・陸・海を巡っていて、流れていることが自然な状態です。

この観点で言うと、水道水が一番良さそうですね。

日本は世界的にみても珍しい水道水をそのまま飲める国ですが、蛇口から出てくる水は塩素臭があったり、水道管の老朽化による錆や鉛が含まれていたり、貯水槽の汚染により、カラダにとって良い水とは言い難いのが現状です。

そこで注目されるのが浄水器！
設置率をみても約40%とどんどん増えてきており、当たり前になってきましたね。
それでは浄水器を選ぶときのポイントを書いておきます。

・規格　日本工業規格（JIS）や日本水道協会規格（JWWA）という日本独自の規格がありますが、WHOも採用しているNSFという国際基準がお勧めです。
第三者機関であるNSFは、世界の浄水器をテストして、その厳しい基準をクリアし続ける、性能がすぐれていて、信頼性の高い浄水器にのみNSFマークを与えています。
・紫外線ランプ　ウイルスや細菌を不活化し、フィルター内での増殖を防ぎます。

初期費用はそれなりに必要ですが、ランニングコストを考えると1ℓあたり数円なのでとても経済的です。

無敵のコンディションのベースとして空気と水の環境を整えることができれば、様々な取り組みの効果が確実に出やすくなります(*^-^*)。